こんにちは、おねずです。
皆さま、ご訪問やスターなどなど…いつもながら、ありがとうございます!
数日前にベトナム名物?「海底ケーブル切断」が起こったことにより、ここ数日私もはてなブログにアクセスしづらい状況が続いていました。
カフェなどのWi-Fi環境は非常に整っていて便利(しかしネット速度は日本の方が桁違いに速い!)なベトナムですが…一度切断してしまうと、これがかなり厄介…
はてなさんの方は早期にアクセスできたので良かったのですが、お仕事で使ってる某ブログサイトさんはずーっとアクセスできず…
正直仕事にならず、めちゃくちゃ困ってます(´;ω;`)
去年切断した際は復旧に1カ月以上かかったとか何とか…
私が悪いわけじゃないけど、お相手様に謝罪しまくりで本当申し訳ない今日この頃。
やはりこういうとこに日本との違いを感じてしまいます。
海外でノマドすると、こういうこともあり得るんだと身に染みています…
とにもかくにも、早く復旧しておくれよ…
さてさて気を取り直して。
今日はハノイに来てもうすぐ一年…ということで、子連れの海外引越しについて書いてみようかなと思います。
最初にお断りしておくと、かなりの思い出語りになってしまってます。
そして一年前はベトナム日本ともに、随分今とは出入国状況が違ったので、今後子連れで海外引越しする方に参考になる部分は少ないかもしれません。
あらかじめご了承くださいまし…参考になる部分だけ、参考にしていただけたら嬉しいです♪
すべてはコロナのせい…引越しが中止に
そもそもなのですが、我が家の本来の渡航予定は2020年の3月でした。
しかし引越しを1ヶ月後に控え、引越しは急遽中止になります。
理由はコロナの流行。
恐らく入国出来なくなるだろう、という主人の判断で中止を決めましたが、その数週間後本当に出入国禁止になりました。
新型の感染症にはかなり敏感になっており、日本と比べると最初からかなり厳しい制限がありました。
過去に鳥インフルエンザが大流行したことも関係しているのか、医療水準自体が日本より低いという事情もあったのか…とにかく徹底した対策をしていました。
そのおかげで長らくベトナムは感染者ゼロで、一時は台湾と並んで「コロナ対策の優等生」とか呼ばれてた時期もあったような。
しかし優等生=国境封鎖を徹底ということなので、その間は絶対に引っ越しは出来ません。
そこから時間が経ち、条件付き入国を受け入れ始め、徐々に入国は緩和され始めましたが…そうなっても我が家はなかなか二の足を踏めずにいました。
一番大きな理由は、主人が日本に帰って来れないこと。
ベトナムと日本の隔離期間だけでゆうに1ヶ月を超える時期もあったため、それだけの期間会社を空けることはできない、というのが主人側の大きな理由。
私は私で、初めての海外転居。
子連れ、しかも次女はまだ赤子に近かったので、一人で連れて手続きや引越し作業、渡航を済ます自信が皆無だったんです…
今考えると甘えだな~とも思うのですが、何せ私心配性ネガティブ代表…笑
基本最悪の事態を想定しがちな人間が、コロナの実態が今以上に不明だった状況下で未知の領域に飛び込む決断が出来なかったのも致し方なかったかな、とも一方で思うのです。
しかし無駄に時間だけは過ぎていく…
周りのいつ行くの?の質問攻撃(私が一番知りたい)にも疲れ、一部屋を荷造りを解けないままの段ボールに占拠され、ストレスだけが積もり積もっていく。
実際、この時期意識してなかっただけで、かなりのストレスが溜まってた模様…何度もストレス要因の病気になったり、手術になったり。
本当に心身共に辛い時期でした。
この状況が続き、このままではマズイと思い立ち、もう一人でも子どもを連れてハノイに行くと決めたのが、2021年の年明け。
目標はその年の夏休み中の渡航。
そして調整を重ね、その年の春に引っ越しのための手続きをベトナム側で始めることになりました。
…が、だからと言ってアッサリことが進むはずもなく。
ここからかなりの紆余曲折を経ることになるのです…
ビザがおりない!波乱の引越し前準備
通常のベトナムへの引越しなら、すっごく大まかに言えば帯同家族の場合、ビザをもらえればそのまま渡航…で基本はオッケーなはず、なのですが。
コロナが一向に下火にならない中、私たちのビザ認定に加え、隔離のためのベトナム保健局の許可が必要でした。
そして我が家の場合、隔離先のホテルをハノイ市でなくお隣の省に設定(主人の会社があり、隔離中の差し入れがしやすいとの理由)したので、ハノイ市と該当省の両方の保健局の許可が必要とのこと。
しかも間の悪いことに、これまでゼロコロナを保ってきたベトナムでも、入国制限を少し緩めたことで入国者からコロナが広がりだし…
首相第16号、という史上最強のロックダウンが各地で始まることに。ハノイも例外なくではありませんでした。
具体的なことはもう記憶から消し飛んでるんですが、とにかくなかなか許可がおりず。
ただ一度「この状況下で子連れの入国は前例がない。」との理由を一度聞いたような…
実に許可が出るまで、2ヶ月以上かかりました…
まぁこっちも今後がかかってるため、必死です。
この時期、大人気もなくめちゃくちゃ荒れました…笑
行き場のない怒りを食欲にぶつけ(だから太る)、電話口で主人に泣きついたりしてみたり、ふて寝してみたり。かなりめんどくさい人間と化す。
私がそうこうしてる間にも、主人や会社の現地スタッフさん、かなり頑張ってくれて。
やっとこさようやく許可がおり、ここから急いでベトナムでビザの申請をすることに。
確かこの時点で、引越し予定日1ヶ月前が目前に迫っていたと思います。
ビザ認定のスピード感も恐らく通常に比べれば、かなり遅かったはずですが…
保健局の件で鍛えられたのか、いよいよ引越し作業が大詰めになってきてそれどころではなかったのか。
ここに関してはどう思ってたのか、あまり記憶がないです。笑
しかし今度は長女の通ってる小学校からせっつかれる(ほかにいい表現が思いつかず…ごめんなさい)羽目に。
ビザが手元にない以上、引越します!と声を大にして言えない状況だったのですが、担任の先生としては1ヶ月前には皆に伝えてお別れの準備をしたいとのこと。
まぁ当然ですよね、私が先生でもそう思う。
引っ越しもビザが来ないのも、あくまで我が家の事情だし、全体や他の子たちを見なきゃいけない先生としてはそりゃ困りますよね…
相談の結果、引っ越すけど今はコロナでいつもと違う状況だから…もしかしたらまた2学期いるかもしれないよ、という何とも中途半端なアナウンスで長女はクラスメイトとお別れすることに。笑
先生にも非常に申し訳なかったのですが、結局終業式終わっても手元にビザはなかったため、この伝え方しかなかったのかなと今でも思います。笑
逆に融通を利かせて下さったのは、引越し業者さん。
本来ならビザの写しも事前に提出の必要がありましたが、状況が状況なので届き次第対応という形にしてくださいました。
結局ビザが手元に届いたのは引越し2日前だったので、本当に助かりました…
ビザが届くまで、全ての予定が全て水の泡になり得る綱渡り状態だったので…
パスポートに貼られたビザを見て、本当に安心しました。
しかしまだ気は抜けません!
船便、航空便とトランクルームと2回に分けての、引越し作業がまだ待っています!
その間もコロナ禍ではあったけど、おじいちゃんおばあちゃんやお友達とのお別れの予定がガチガチに入っていました。
引越し作業1週間前は、睡眠時間しか削るものがない生活をしました。笑
やることが多すぎてテンションが上がりきり、ろくに寝られなかったのもあるけど…後々、これが自分の首を絞めることに。
…とキリがいいので、今回はここまでにしておきます。
なかなか濃い経験をしたので、記録に…と思って書き始めましたが、よろしければ次回以降もお付き合いいただけると嬉しいです☺
お読み頂き有難うございました!!