こんにちは、おねずです。
一昨日で次女の夏休みは終わり、昨日から再び幼稚園だったのですが…まだ咳が出るため念のためお休み。昨日は延長夏休みでした。
一応昨日は病院に行って、もう登園していいかを先生に聞いたところOKいただいたので。次女だけ早めの2学期スタートです!
それにしても、本当コロナのせいで方々に気を遣う…もうコロナにはうんざりです。
さて今日も前回までの続きです。
思ってた以上に長々なってしまいましたが、今回で終わりです。
あと少し…お付き合いいただけたら嬉しいです^^
いよいよ渡越!束の間の休息…?
成田に着いて、無事チェックインを済ませ(PCR陰性証明はここで提示)最後におやつを食べたり、お土産を見たりします。
ここまで色々助けてくれた両親とも、ここで保安検査前でお別れです…
とにかくじいばあラブな次女、いかにしてここで離れるかに頭を悩ませます。結果、じいじとばあばはトイレに行ってくるね、という古典的な方法でお別れ。
後でね、と言ってバイバイしましたが、決して嘘は言ってない。笑
その後、が次いつ来るか分からないだけであって…
結果、さほどグズグズ言わずに出国ゲートをくぐれました。
やはり出国ゲート内もかなり閑散としてる…免税店も軒並み閉まってるし、開いてるのは必要最低限のドラッグストアや小売店のみ、という状況。
出発ゲート前に行くも、人影はかなりまばら…
まだ時間が早いからかな、と思いつつ、待っていましたが、結果的に同じ便に乗るのは恐らく10組ちょっとでした。
組、と言っても、うちともう一組ご家族連れがいるのみで後の方は、皆さんほぼ単身。
恐らく20人いたかいなかったか、だったと思います。
ベトナム入国時の隔離が一番長い時(ホテル2週間+自宅2週間)で、しかも強烈なロックダウンが始まっていたのでこの時期行く方は恐らくかなり少なかったのかもしれません。
そんなわけでコロナ対策もあり、かなり各組間隔を開けて搭乗。
お世話をしてくれる客室乗務員さんが一人付いてくださいました。乗ったこともないけど、恐らくファーストクラス並みの対応…
長女は景色が見たい、と窓側の席に早々に着席。ほどなくして出発し、機内食が出てきます。
次女にも長女にも、一人分の機内食を出してくださいました。
初めての機内食を楽しむ子供たち…長女は映画を見つつ、めちゃくちゃフライトを満喫。笑
次女も美味しい機内食に舌鼓を打つのですが、ここでまたしても次女がやらかします…
食べ過ぎて、飛行機酔い…不穏な動きに加え「きもちわるい」と言い出す。
とっさに客室乗務員さんに助けていただき、エチケット袋を装着…
結果的に何事もなくやり過ごせましたが、肝が冷えました…
機内でのお子さんの食べ過ぎには、どうぞお気を付けを。地獄を見るかもしれません…
にもかかわらず、まだデザートのハーゲンダッツを食べてない!と怒り出す。
どうにか、なだめすかして就寝させます。めっちゃ疲れた…
その間も大丈夫だったか確認しに来て下さる客室乗務員さん…長女にも気を配ってくださいます。
長女をトイレに連れて行ってくださったり、寝てる次女を預け私もトイレに行かせて頂いたり、本当にお世話になりました。もう一年経つけど、未だにお顔とお名前覚えてます。
あの時期本当に航空会社さんも客室乗務員さんも大変だったはずなのに、本当に快適なフライトにしていただき未だに感謝してます。
コロナもあり、心身ともに大変なフライトだったはずなのに。JALさんありがとう、あの時の客室乗務員さんありがとう…
本来なら飛行機で記入する書類があると聞いてたのですが、恐らく事前に書いてくる形に変わったのかもしれません。
何も配られず、私も事前に書類を書いてきてたので、次女が寝てるうちに就寝。
2時間くらいは寝れたと思います。
その間長女はずっと映画三昧。離陸10分前に映画を切ったタイミングで、即寝だしました。笑 タイミング悪すぎ。笑
5時間ほどのフライトで、ハノイのノイバイ空港に到着。
お世話になった客室乗務員さんによくよくお礼を言って、飛行機を降ります。
ちょっと無理があるけど、すでに起きてたけど次女は抱っこひもに。手荷物が多かったので、手をつないでる余裕はないと思ったので。
しかしこれに関しては、嬉しい誤算がありました。
降りたところで空港職員さんが子連れだから、と全部を荷物を持って下さった上に、入国手続きに必要な場所に連れて行ってくださいました。
しかも代わりに必要なスタンプをもらってきていただき、荷物も全部カートに乗せていただいた。
なのでピーク時には2時間以上かかっていたらしい入国作業が、ものの30分で終了。笑
めちゃくちゃ助かりました。
早速ベトナム=子どもに優しい、を実感した瞬間でした。
ホテルに移動、地獄の救急車
そこから今度は隔離ホテルに移動です。
前述の通り、我が家はハノイ市でなくお隣の省のホテルに隔離です。
この時、一緒の飛行機で来ると聞いてた主人の会社の方と合流。
青い防護服(通称:ドラえもん)に身を包みます。子供は免除。
名前を呼ばれ、車に移動です。
てっきり普通車かと思ってたのですが、そこにあったのはお世辞にも大きいとは言えない救急車。
酸素ボンベがまんま詰みっぱなし、硬い担架が1台とベンチ。その担架にも座れ、とおっしゃる。笑
荷物乗るの…?と一抹の不安を抱え、何とか荷物を積み込んだら、もうギリッギリ…
これに1時間以上乗るとか嫌な予感しかしない…
そして案の定、予感的中。
ロックダウン中で道に車がいないのをいいことに、およそ救急車とは思えぬ速度とドライビングテクで高速を疾走。
道が良ければまだいいものの、道もさほど良くない。笑
激しく跳ねて天井で頭を強打すること数回。バッグの中身も飛んでいく。笑 車酔いもするし、もう笑うしかない。
私の前に座ってた会社の方「100キロも出てる…」と呟き、どうか事故だけはしないでと切に願う。笑
それでも子供たちはほぼほぼ寝てた。だいぶ疲れてたんだと思うけど、大人は心配と車酔いで到底寝れない。
恐らく夜中だったので早く帰りたかったのでしょう…しかしハイスピードのおかげで、1時間足らずで隔離ホテルに到着(距離的に普段ならあり得ない走行時間。笑)
無事到着し、ホッとするものの…もう救急車には乗りたくない、と心から思いました。笑
このエレベーターを上がってしまえば、少なくともホテル隔離が終わる2週間後まで基本的に部屋から出れません…
ホテル隔離は意外と…?
そんなわけでひとまず2週間のホテル隔離がスタート。
お部屋は2ベッドルームにLDK、2シャワールームと広々でいい感じ。狭いながらベランダもあり。
ベランダがあって、お外に少しでも出られればやはり気分的には明るくなります。
窓が大きくて高層階だったのも、解放感があって良かったです。



もうここまで来たら、やることと言えばお掃除(備え付けモップあり)と洗濯(備え付け洗濯機あり)、ゴミ出し(部屋の外に出す)、週2のPCR検査に引っかからないことを祈るだけ…という状態。
これまでの忙しい生活を考えると、めちゃくちゃありがたい生活…ここぞとばかりに、かなりダラけました。笑
あとは子供の心身ケアも一応気を配りましたが、思った以上に毎日満喫(主に自由を)。
この時期はストレス解消を第一に考えて、ゲームも基本的に禁止しなかったので当然かな…後で困りましたが。


あとは日本から食べ慣れてる日本の味(ラーメン、カレー、ふりかけ、スープ類など)は大量に持ち込んだので、食の方も何とかなりました。
食事は3食バリバリのローカルフードだったので、何も持ってこなかったら詰んでました。
一度お弁当箱のふたを開けただけでめちゃくちゃ獣臭い肉の煮物が出てきた時は、さすがにキツかったけど、それ以外は大丈夫。
主人や会社の方にいただいた差し入れもありがたかった…


長女は隔離1週間後から新学期が始まったので、オンラインで参加させていただけることに。
かなり助かりました。


そうこうしてるうちに、無事2週間経過。
本当ならここでハノイの自宅に帰れるはずでしたが、強烈ロックダウン中でハノイには帰れない。
そんなわけで残り2週間は別ホテルにて、隔離をすることに。
今度は自宅隔離扱いになるので、3食のお食事サービスは朝のみですが、主人の滞在ホテルの近くなので、毎朝差し入れをしてもらえることに。
一瞬だけですが、毎日パパに会えて子どもたちは大喜びでした♪
私も差し入れしてもらった食材で、自炊をちょっと頑張りました!


そしてこちらでも滞りなく、2週間の隔離を終え…無事自由の身となるのですが、やはりロックダウン継続中のためすぐハノイには帰れない。
割り切って初っ端からベトナムのローカル感を楽しみました。笑 スーパーや市場に行ったり、お散歩したり。


ホテルの方もハノイの片田舎で外国の子は珍しいのか、皆さんかなり親切にしてくださいました。遊んでくれたり、おやつをくれたり。本当にありがたかったです☺
しかしだからと言ってやはりずっとここにいるのは、費用的にも精神的にも(主に食事面)なかなかつらいものがある…
やはりまだ行ったこともないけど、自宅に帰りたい。
そんなわけで何とか手続きし、ハノイに帰れる許可がおりて。隔離終了から1週間後に、やっとハノイの自宅に帰れることになりました。


出発予定時刻から2時間も待ったし、出発してからも物々しい検問で1時間ほど待たされましたが。
無事ハノイに着き、本当にホッとしました…
結果的にロックダウンが解除されたのがその約2週間後だったので、あの時帰っておいて良かったなと思いました。
そしてロックダウン終了とともに、主人がやっと帰宅…ようやく家族4人そろった時は嬉しかったです^^
そんなわけで3回にわたって書かせていただいた、コロナ禍渡航を振り返るシリーズはこれにて終了です!
こうやって振り返ってみると、我が家の面々だけでは到底渡航は無理だったと思います。
協力してくれた周りの人たちがいたからこそ、今ここで生活できてるんだなぁと感じずにはいられません。
本当にありがたい限り…
私も誰かが困っていたら手を差し伸べられるような、そんなさりげないやさしさを持つ人になれたら…と思います。
最後は駆け足になってしまった感が否めませんが…ここまでお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!