こんにちは、おねずです。
先日中部ダナンに大きな台風が来たことが、ベトナムでは結構話題になりました。何でも20年に一度の規模だとかで、洪水になったり大変だったみたいです。
ハノイもその台風の影響を少なからず受けているのか、先週は雨降りが続き不安定なお天気でした。
しかしそのおかげか、随分涼しくなったように感じます。ただ湿気はすごいけど…身の回りのものがカビないように、気を付けなきゃ…と思う今日この頃です。
さてさて今日はハノイ情報じゃないですが、帯同生活全般のお話になるかと思います。ご興味のある方はどうぞ。
駐在帯同ってどう?
渡航してから日本にいる友人知人から結構よく聞かれる、このザックリした質問。笑
私はいつも「ぼちぼちやってるし、楽しい」と答えています。
私はずーっと同じ場所で同じ人たちと付き合う生活にほとほと向いてないし、一人で行動するのも平気だし、元々海外旅行なんかも好きだったので…
人の入れ替わりも激しく、一人で自由に色んなところに行けたり、よくも悪くも刺激があるので、駐在帯同の生活が気質にも合っていたのだと思います。
そしてそれに加え私の場合、帯同が決まった当時に身の周りにマイナス要因が結構あったので…それらと一旦距離を置いて気持ちをリセットしたいという意味でも、海外でなくとも転居はチャンスでもありました。
あとは子供たちにとっても海外転居なんてなかなかできる経験じゃないので、すぐじゃなくてもいつかプラスになれば…という親としての思いもありました。
そんな私が、なぜこのブログを急に書き出したかというと、「海外駐在帯同の妻がなぜ病むか」という以下のツイートを拝見して色々考えさせられたため。最後のまとめの部分だけ、引用させていただきました。
まとめ
— 茉莉商店 (@nenenotebook) 2022年9月22日
《帯同生活を楽しみやすい》
任期固定、滞在3年以内、乳幼児がいない、夫が忙しくない、夫の理解が深い、仕事に未練なし、楽観的、柔軟
《帯同生活が辛くなりやすい》
任期未定、滞在3年以上、乳幼児がいる、夫が激務、夫が不理解、仕事に未練がある、考え込みやすい、真面目
以上
まだ帯同2年目のペーペーではありますが、おおむねこの内容同意できます。
私はさして深く考えずに半ば勢いでハノイに来て、幸運なことに現時点ではおおむね毎日楽しく生きてるので、運が良かったのだろうと思います。
次から駐在帯同ってどう?と聞かれたら、駐在の予定がない方にはこれまで通りの解答を、駐在帯同予定の方にはお節介にならなかったら、このツイートを紹介して自分の気質に合ってるか不安なことはないか、ということをお伺いするかもしれません。
というのも、海外転居は一回渡航してしまったら、日本に戻るのはかなり重労働です。
勢いで来てしまっても楽しめる方は楽しめますが、合わなくてツライ思いをされている方もいるみたい(幸い私の周りにはいなさそうですが)なので…
自信がある方も短時間でいいので、よくよく海外生活について考えたり、ご家族で話し合いをしてみるのがいいのではないでしょうか。
実際帯同してみてどうか?
実際帯同してみてですが、まぁ当然すべて自分の思い通りにはいくわけないです。笑
暮らす土地の習慣に合わせなきゃいけないし、不測の事態に備えなきゃいけないし、やっぱりどこに居たって合わない方はいるし。
ハノイの場合だと、気候や未発達な交通インフラ、時間通り・思い通りに事が進まない習慣に慣れなければならない。
後は魚を気軽に食べられないのが個人的にはちょっとツライ。笑
極度に蒸し暑かろうと、雨が降ったら道が水浸しになり帰宅難民になろうと、エアコンの工事が時間通りに来ず晩ご飯後に急に来ようと、受け入れなければならないです。
ちなみにベトナムの洗礼としては、これがトップクラスでキツかった…
それをハプニングとしてイライラするのではなく、海外ならではの体験として面白がるくらいじゃないと自分がしんどいです。
まぁかくいう私も毎度ヘラヘラ受け入れてるわけではないですが、その経験を次にどう生かせばいいかを考えるようになりました。
そうじゃないとストレスがやばい。笑
あとは駐在帯同の奥様の心配事といえば、駐在の奥様方とのおつきあいではないかと思います。
イメージなんかでかなりヤバイと思われがちですが、まぁ私に限って言えば現時点でほぼないです。ですがこれは国や住む場所によって、運もあるのかも…
私の住むアパートは日本人より圧倒的にベトナム人・韓国人が多く、市の中心地からも外れていて便利も悪いので、所謂マウント系の方は選ばないのだと思います。笑
まぁあるところにはあるのかもしれません。私に関して言えば、噂を聞くに留まっているので真偽は不明です…
自分に関して言うと、マウント…とまではいかないけれど、話していてモヤっとする方もごくごく稀にいることはいるので、合う人合わない人がいるのは日本と同じ。
日本と違うのは、いずれ皆別の場所に移っていく運命なので、嫌な思いをしても「あと数年…」と思えば腹も立たない部分でしょうか。
そうは言っても、本音は個人的には合う方の中から、いずれ違う場所に住むことになっても仲良くできる人が、親子ともどもできればいいなぁとは思っています。
帯同生活を楽しむコツ
以上を総括して、ごくごく個人的な意見にはなってしまうのですが、帯同生活のコツはこれらかと。
- 過度に期待しない
- 考えすぎない
- 自分ひとりで楽しめることをする
- ガイドブックを買って行きたい場所を探す
- どうせ期限付きと思ってやりたいことを後悔せずやる
- 合わない方とは距離を置く
1、2に関しては、環境や人間関係などなど。環境が変わったからといって、劇的に普段の生活が変わったりとかは普通に暮らしてれば恐らくまずないです。
周りに期待しすぎず、日々を堅実に暮らしてれば大丈夫。普通に今まで通り生活できるのが、海外では一番幸せです。周りに過度に望むより自分が変わった方が早いです。
3に関しても、1,2、に近い部分があるかと思います。
ひとりで楽しく遊べると格段にQOLが上がります。海外生活で気軽に色々行くのに抵抗がある場合は、おうちで読書したり料理したり映画見たり…など色々できるかと。
4は昔読んだストレス解消法の本に「転勤の際はまずガイドブックを買うべし」と書いてあったので、実践。我が家は転勤族なので、今まで国内でも転居のたびに買ってきました。
行きたい場所があると、毎日頑張れるかと思います!私もハノイ・ベトナムに関してはガイドブックが3冊あるので、行きたい場所に行くまでは帰れないと思ってます。笑
この考え方は5に通じるかも…ちなみに上の写真の本は夫婦で読んでるので、ボロボロになってきた…笑
最後に6に関してですが、あまりネガティブな話はしたくないのですが…
例えば私の場合、駐在帯同の奥さんという立場を強調してくる方とは距離を置いてます。いわゆる「駐妻」というやつですが、私この言葉がすごく苦手で…あまり使いたくないのであしからず。
何というかこの言葉、卑下する時にもマウント取る時にも使われる言葉というのが私の中で強すぎて。
前者だと男性から「どうせ駐妻は暇で遊んでる」と一括りに言われることが多いし、後者だと「日本の主婦よりも駐妻の方がスゴイでしょ?」的なことを言う方に会ったことがある。
私はどちらも苦手。立場よりも、人間性で見てほしいものだと思うのですが、そういう方といると自分の感情が淀んでくるのが分かるので、極力近づかないようにしてます。
まぁ人それぞれ何が合わないと感じるかは、個人差がありますね。
ご自分の場合を考えてみて、極力ストレスをためないようにすると楽に過ごせるかと思います!
まぁこう書いてみると、日本で暮らす場合とあまり違わないかなぁと思って下さった方もいるかも?
あまり気負わず、せっかくの海外生活ストレスを極力減らして楽しめると一番幸せかなぁと思います♪


長々なりましたが、あくまで個人的な見解…としてとらえていただけると嬉しいです。いつかどなたかの参考になればいいなぁ^^
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!