こんにちは、おねずです。
早々ですが皆さま、スターやブックマーク、コメント、本当にありがとうございます!特にコメントは本当に嬉しくて…
私は他の方にコメントすることが少ないのですが、いただけるとこれだけ嬉しいのですね!私も出来る限り、コメントしていきたいなと思った次第です。
文字書きの仕事をしてるので(めちゃくちゃ細々ですが)読みやすいと言っていただき、本当に嬉しかったです^^これからも出来るだけ読んでて楽しい・役に立つブログを書けたらなぁと思ってます。
皆さま今後とも、よろしくお願いいたします!
さて、今日はお子さん連れの方向け情報です。以前習い事については色々書いたので。
今回は小学校情報をちょろっと書いていきたいなと思ってます。
あまり詳細に書くと学校的にマズイと思う&確定的な身バレがちょっと怖いので、基本は一般的なこと+α的な感じで書いていけたらなと。
これから子連れで引っ越してくる方の参考になれば!
ハノイの小学校って?
ハノイに小学生の子どもと一緒に引っ越してきた場合、小学校は以下の選択肢があります。
とは言え、駐在帯同の方にとっては3のベトナム現地校はかなり現実的ではないかな。英語圏に赴任すると現地校に行く…というパターンは良く聞きますが、ベトナムに限ってはまずないと思います。
ベトナム語ってとっても難しいので子供が授業を受けられるほどのレベルとなるとかなりの努力が必要だし、日越のハーフのお子さんとかじゃないとまず選択肢から外れるので割愛。
我が家の長女は日本人学校に通っています。現在小学校中学年。学期制度や授業の進め方、教科書など基本は日本の公立学校と同じ。ランドセル率も高い。雑巾も使う。
しかし給食室がないので、お昼はお弁当です。
希望者は曜日限定でお楽しみランチという日系仕出し弁当がありますが、基本お弁当なのでお母さんは覚悟が必要かも。笑 ちなみに同じベトナムでもお弁当があるのはハノイだけで、ホーチミンにはないとのこと。なぜ?
日本人学校は小中学生合同。敷地が一緒なのはもちろん校舎も一緒だし、スクールバスも一緒に乗ります。運動会などの大きいイベントも合同開催。
入学時には先生方との面談があります。詳しいことは後述。
そしてインターナショナルスクール(通称:インター)は、ハノイ市内に8校(2021年度ハノイガイド情報です)。
大半の日本人家庭のお子さんは日本人学校に行きますが、私の周りでもインターに行ってる子はチラホラいます。髪を染めたり、ピアスをしたりしてる子もいますが、特に何も言われないようなので、校風は自由なのだと思います。
日本人学校との最大の違いは、日常会話が英語であること、大概高校生の年齢まで通えること。そして保護者目線で見ると、学費が日本人学校よりかなりお高いこと。
言わずもがなですが、こちらは入学時に試験必須。試験の可否だけでなく、人気校は入学希望者が多くてなかなか入れないとのウワサも。
我が家は日本人学校一択。
長女の英語的な問題ももちろんですが、日本人学校に行くなら学費は全額会社負担、一方インターに行けば学費は全額自己負担、という会社の制度で駐在してるので、インターは選択肢から外れました。
他の方と会社の学費補助についてお話したことがないので何とも言えないですが、もしかしたら我が家のような制度のご家庭は多いのかもしれません。
ほぼほぼ日本人学校に行くかと思いますが、もしお子さん本人の希望やご家庭の教育方針なんかがある場合はインターに行くケースもある…というのが私個人の学校選びの見解です。
日本人学校に入学するには?
ここからは日本人学校に限ったお話だけしようと思います。インターのことはよく分からないのであしからず。
先程入学時には面談が…という話をしましたので、まずはそちらのお話をば。渡航が決まった時点で学校HPを拝見したのですが、そちらに「面談の結果、入学希望に沿えない場合がある」的なことが書いてあり、かなりゾッとしたことを覚えてます。結果的に合格したので、今通えているのですが。笑
現在はその文言はなく、「入学審査」とあります。恐らく面談のことだと思うのですが、ここからは入学審査が面談とした上でお話したいと思います。
一応入学希望の方は、学校のホームページ確認・学校へお問い合わせで確認をお願いします!
面談は一応転入日の朝に先生にお会いして行われます。
我が家はコロナ禍ロックダウン中の転入だったので、学校に出向くことが出来ずオンライン上で校長先生・教頭先生との面談をさせていただきました。
我が家は渡航前(コロナ前)に一度日本人学校を見学させていただいたので、その際に面談のことについてお伺いしました。だって落ちたら他に行く学校ない。笑
その結果、普通に日本の学校で問題なく過ごせていたら面談に落ちるということは基本ないとのお言葉を頂きました。面談の際は普通にコミュニケーションが取れるか、日本語で授業を受けるのに支障ないか、という点を見ているそうです。
というのも、日本人学校には生粋ベトナム人の子や日越ハーフの子が結構います。長女の学年でいえば、各クラスに最低1人2人いるイメージ。
おうちでベトナム語オンリーで生活しているお子さんの場合、日本語レベルが水準に達しているかという点を見るためにしているのかな、とあくまで私見ですが判断しました。
とは言え、自分の名前や生年月日(生まれ年から。西暦和暦両方で言えるとベターかも)くらいは物おじせず言えた方がベターかと思います。
ちなみにですが、長女はゆるーい公立学校にいたので低学年から先生とため口で話すクセが抜けず、面談でも「はい」でなく「うん」と言ったので、めちゃくちゃヒヤヒヤしました。笑 ですますで話せた方が当然イメージはいいはずなので、よろしければ参考にしてくださいね。
ちなみにですが、日本人学校は日本の公立学校が海外にあるイメージですが、勉強レベルや生徒さんのレベルは軒並み日本の公立学校よりかなり上だと思います。
そもそも海外赴任してくるご家庭の意識レベルが高いケースが多い、という地盤もさることながら、子供さん自身もしっかりしないといけない環境も大いにあるのではないかと思います。
日本人学校のレベルは?
現役の生徒の親として言うと、ちょっと嫌な感じに聞こえてしまうかもですが…日本人学校=公立小学校の延長と思っていくと、結構親子ともども苦労するパターンもあるかもしれません。我が家がまさにそのタイプ。
前述ですが、基本レベルが高いです。基本の勉強内容は公立小学校と一緒ですが、勉強得意だったり好きな子が相対的に多い感じ。
なので日本では全く苦労知らずだった長女も、周りがかなり出来るので自信を喪失してしまい未だにちょっとそれが残ってます。去年のオンラインの影響も多少あったのだろうけど、あれでますます勉強熱心な子とそうでない子との差が大きく出来たのではなかろうか…
まぁそれはさておき。
基本の勉強に加え、普段の授業には英語・ベトナム語がプラスされる。ベトナム語はさておき、英語がかなりハード。今日のブログの序盤に貼った記事でも書いたけど、教科書がこちら。
去年の教科書だけど、それでも内容は中1か中2序盤レベル。さらにクラスは実力別に振り分け。一番上のクラスの子は、きっとかなり理解度が高いはず。
正直小1からネイティブの先生と授業をしてきた子と、突然引っ越してきてこの環境に入る子だと実力はもちろん、ハンデもかなりあると思う。
我が家は英語を日本で習ってなかったので、苦労度がすごかった。本人がかなり頑張って、授業も分かるようになったけど、英語をなんで習わせてなかったのかすごく後悔しました。
もし赴任予定のある方は英語を習っておくと、お子さんはかなり負担が少なくなるかなと思います。
そして授業に加え、年2回の漢検・数検(どちらを受けるかや級なんかは自分で選べます)・英検受験。
英検は自由受験ですが、漢検・数検は授業時間内に行われます。申し込みを忘れるとその時間やることがなく、ぼーっとする羽目になるとかならないとか…
親としては積極的に色々受けられる環境はありがたいのですが…
したいしたくないに関わらず、強制的に勉強する環境に置かれるので要領のいい子はいいかもだけど、不器用な子はちょっとしんどいかも。我が家も気が休まる暇がなく、いっぱいいっぱいになることも。
しっかりしなきゃいけない環境に学校の教育環境は大いにあるかもしれません。
日本人学校のメリット
前章、ちょっとネガティブな感じに書いてしまって大丈夫かな…もちろんいい面もあるんですよ!
まずは色々なお友達が出来ること。
日越のハーフの子や生粋のベトナム人の子も多いので、色々感覚が違うこともあるのか新しい発見もあり面白いみたいです。
そしてあくまで我が家の住むアパートの場合ですが、先程も書いたのですが小学生中学生が同じ校舎だしバス通学も一緒だしで、話したり遊んだりという場面も多いです。時には小学校低学年の子と中学生が一緒に鬼ごっこをしたり…なんて場面も。
下の子が必然的に多いので、大きい子は面倒見が良くて優しい子ばかりです。他のアパートの話は知りませんので、この点はあしからず。
そして学校でのメンタルケアがしっかりしてること。
日本でも担任の先生との面談とか色々ありましたが、あくまで個人的な感想としては日本より制度が厚いなぁということです。
ハノイ日本人学校にはカウンセリングの先生が常駐で一人いらっしゃいます。先生のお部屋は解放されているので、生徒さんが自分で相談しやすい環境です。自由に遊んでもいい、という環境にしてあるのだとか。親向けの相談イベントなんかが行われることも。
そして自分で相談しなくても、担任の先生から連絡が入ってその子の状況をきちんと把握してくれます。そしてお話をしてくれます。やはりプロなので、聞き方が上手というかホッとする言葉をいただけます。
おねず詳しくない?と思いましたか?笑
実は我が家、お世話になっているのです。長女が一時かなり不安定になり、私も先生とお話をしたことがあります。詳しいことは割愛しますが、報告してくれた担任の先生とカウンセリングの先生のおかげで乗り切れました。本当にありがたかったです。
その後も定期的に様子を聞いてくださったり、お話をしに行ったりしてるので、本当に頼らせてもらってます。
恐らく一度も縁のない子もいるでしょうが、やはり慣れない海外生活ということで不安定になる子もいるかもしれません。そんな時に非常に心強い存在です。
親も日本と違う環境や子育てでストレスが溜まりがちですが、親の話も聞いてくださるので本当に素晴らしいと感謝する次第です…!
他にもハノイの企業さんなんかに社会見学に行けたり、修学旅行が飛行機に乗ってホーチミンだったりダナンだったりとかなり豪華なことも、メリットとして挙げられるかも?
あとは基本の学校環境自体は同じなので、日本に帰任した時違和感なく戻れる、という基本のメリットもありますね!
中学年長女のタイムスケジュール
最後に我が家の長女の一日を簡単にご紹介。
- 5時半~6時半 起床…ここで少しお勉強したりもします。
- 7時過ぎ 登校…バスは7時半ごろですが、朝はエレベーターが混んでてなかなか来ないので、早めに家を出ます
- 8時前 学校到着、すぐ授業
- 15時半 帰宅…放課後にクラブがある日があるので、その日は16時半前に帰宅
- 15時半~ おやつ、宿題、自由時間…時々外に遊びに行ったり、お友達と家を行き来したり。習い事の日も
- 19時ごろ 夕ご飯、その後は遊んだり少し勉強したり
- 21時半 就寝…疲れてるので即寝。幼稚園で昼寝をしてくる次女の方が宵っ張り
大体こんな感じです。うちは学校近くなのでバスが一番最後で遅いですが、学校から遠い子は6時台からバスに乗るそうです。お弁当持って行かなきゃなので、お弁当作りが大変…
ちなみに低学年の子は保護者がいないとバスに乗れないし、降りられません。お迎え必須。それ以上なら自分一人で行き来が出来ます。我が家は次女の送り迎えの関係があり難しいので、長女1人で行っています。
まとめ 過剰に不安がらなくてもいいけど心づもりも必要
今回我が家が結構苦労したので、かなり主観の入った内容となってしまいました…
とは言え、渡航前に生の声がなくて不安になった経験が私自身にあるので、いつかどなたかの参考になればいいなという思いで今回書いてみました。ネガティブなことはそんなに書いてないけど、色々書いたし学校に見つかって怒られないことを切に願ってます…笑
ただでさえ大変な子育てを異国でするとなると、ストレスも倍以上になることもあるのですが、やはり親も子も大変なことだけに目を向けるのじゃなく楽しいこともたくさんあるはずなので。そちらに目を向けつつ過ごせればと思います。
うちの長女もまだいっぱいいっぱいな部分がありますが、自分のいい面を見つけて自信を持って学校生活を楽しんでくれたらといつも願ってます。
ハノイでの学校生活が実り多きものでありますように!
長々となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!